王へんに久で「玖」の読み方とは?簡単に解釈

王へんに久で「玖」の読み方とは? 読み方

この記事では、「玖」の読み方を分かりやすく説明していきます。

王へんに久で「玖」の読み方

「玖」という漢字は音読みでは「キュウ」「ク」と読み、訓読みでの用法はありません。

また、人の名前として用いるときは「き」「く」「たま」「ひさ」の読みが当てられることもあります。

「玖」の意味や解説

「玖」には「美しい黒色の石」「漢数字である九の代用字」という意味が含まれています。

「玖」は3つの玉を縦に紐で通した象形である「王」に病気で横たわる人の背後から灸をすえる象形である「久」を組み合わせ、「長い時間をかけて出来上がった玉のような黒い石」という意味を表す会意兼形声文字として成り立った漢字です。

「玖」での熟語での使い方や使われ方

・『玖馬』【きゅーば】
キューバ共和国(通称キューバ)の当て字です。

「玖」の地名での使われ方

・『玖珂町』【くがまち】
山口県岩国市に所在する地名です。

・『上対馬町玖須』【かみつしままちくす】
長崎県対馬市に所在する地名です。

・『玖島』【くしま】
長崎県や広島県に所在する地名です。

・『玖波』【くば】
広島県大竹市に所在する地名です。

・『玖老勢』【くろぜ】
愛知県新城市に所在する地名です。

・『須玖』【すぐ】
福岡県春日市に所在する地名です。

・『西土佐玖木』【にしとさくき】
高知県四万十市に所在する地名です。

「玖」の名前での使われ方

・『一玖』【いちく】
愛知県や奈良県に見られる日本の名字です。

・『市玖』【いちく】
愛知県や奈良県に見られる日本の名字です。

・『牛玖』【うしく】
愛知県や奈良県に見られる日本の名字です。

まとめ

「玖」は音読みで「キュウ」「ク」と読む漢字であり、人の名前として用いるときは「き」「く」「たま」「ひさ」と読まれることもあります。

そして、「玖」には「美しい黒色の石」「漢数字である九の代用字」という意味が含まれています。

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