王へんに白で「珀」の読み方とは?簡単に解釈

王へんに白で「珀」の読み方とは? 読み方

王へんに白と書く「珀」は何と読みどんな意味を持つのでしょうか。

今回は、「珀」の読み方と意味について解説します。

王へんに白で「珀」の読み方

「珀」の読み方は音読みでは「ハク」「ヒャク」で訓読みはありません。

「珀」の意味や解説

「珀」とは、「樹脂が硬化してできた宝石の一種」を意味する言葉です。

美しくて価値が認められており長く変化しない耐久性を有する石のことを宝石といいます。

宝石にはダイヤモンドやルビーのように鉱物由来のもののほか真珠のように生物によって形成されるもの、珊瑚のように生物そのものを加工したものなどさまざまな種類が存在します。

宝石の中でも天然樹脂が長い年月により固化し石のように硬くなったものが「珀」です。

樹脂の化石とも表現され洋の東西を問わず古くから貴重な宝石として珍重されてきました。

黄色味を帯びた茶から黒の独特な色合いが特徴ですがコロンビアなど一部の地域では緑色のものが産出されています。

日本でも岩手県付近で採掘され数少ない日本で採れる宝石として珍重されています。

天然樹脂が固まってできた化石なので内部に異物を含むものもあり、特に昆虫を含んだものが人気です。

「珀」の熟語での使い方や使われ方

・『琥珀』【こはく】
「天然樹脂が化石化してできた宝石」を指します。
ネックレスやイヤリングなど主に装飾品に加工されます。
産出されるもののうちほとんどは色が悪かったり濁っていたりなど宝石品質に及ばないものばかりですが、ごく稀に見つかる透明感のある美しいものは高値で取引される高級品です。

・『琥珀色』【こはくいろ】
「黄色みがかった明るい黒茶色」を指す言葉です。
琥珀のような色を指し名曲「コーヒールンバ」ではコーヒーを表す色として使われています。
一般的にはコーヒーの色よりももう少し明るく黄色味が強い色を表す時に使われている表現です。

まとめ

「珀」が使われるのはほとんどが「琥珀」という熟語の形です。

1字で使われることはほとんどありませんが正確に理解するためにも本来の意味と読み方を知っておきましょう。

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