「端緒」の読み方と意味とは?「はしお」と「たんしょ」の正しい読み方について詳しく解釈

「端緒」の読み方と意味とは? 読み方

「端緒」はどんな読み方で読むのが正しい言葉なのでしょうか。

今回は、「端緒」の正しい読み方と意味について解説します。

「端緒」の正しい読み方は「はしお」と「たんしょ」どちら

「端緒」という言葉の読み方はそれぞれの漢字からすると「はしお」「たんしょ」の2つが候補になります。

「はしお」「たんしょ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「端緒」の正しい読み方は「たんしょ」です。

「端」には「右端」【みぎはし】「目端」【めはし】など「はし」という読み方と、「端正」【たんせい】「先端」【せんたん】など「たん」という読み方があります。

「端緒」「緒方」【おがた】「鼻緒」【はなお】など「お」と読むほか、「緒戦」【しょせん】「一緒」【いっしょ】など「しょ」とも読みます。

漢字の読み方を組み合わせてできる「はしお」「たんしょ」のうち「端緒」の正しい読み方は「たんしょ」で、「はしお」は間違った読み方です。

「端緒」の意味

「端緒」とは、「物事の始まり」を意味する言葉です。

そこを起点に物事が始まる部分を指す言葉で「きっかけ」「入口」「いとぐち」などの表現と同じ意味合いで使われます。

「端」「緒」はどちらも同じく物事のはじっこを意味する言葉です。

同じ意味の言葉を2つ重ねることで物事のうちこれ以上ないくらいギリギリの部分、つまり始まりと終わりの部分を指しています。

「緒」にはそこを手がかりに奥に進んでいける部分という意味があるので、同じはじっこでも終わりではなく最初の部分を表します。

「端緒」の言葉の使い方や使われ方

・『今日の勝利を端緒にして完全勝利につなげたい』
・『ささいな誤解が事件の端緒になった』
・『逆転の発想が研究の端緒を開くきっかけになった』

まとめ

「端緒」「はしお」ではなく「たんしょ」と読みます。

「たんちょ」と誤読するケースが目立つので正しい読み方を覚えておきましょう。

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