王へんに良で「琅」の読み方とは?簡単に解釈

王へんに良で「琅」の読み方とは? 読み方

この記事では、「琅」の読み方を分かりやすく説明していきます。

王へんに良で「琅」の読み方

「琅」という漢字の音読みは「ロウ」で、訓読みの読み方はありません。

「琅」という漢字は現在の日本語の文章ではほぼ実際の用例が存在しません。

そのため、古代中国の時代から宝石を意味してきた「琅干(ろうかん)」などの特殊な熟語で「ロウ」という音読みで読むことができるのです。

さらに、古代中国の漢文に由来する「琳琅(りんろう)」のような難しい熟語において、「ロウ」という音読みがされています。

「琅」の漢字の意味や解説

「琅」という漢字の意味は、「見た目が鮮やかで美しい玉(ギョク・たま)」になります。

「琅」の漢字は特に、「色彩が美しいと感じられる玉」「視覚的に綺麗な色合いをしている宝石」を指しているのです。

「琅」には、「美しい玉や金属が触れ合うことで生じる澄んだ綺麗な音、その綺麗な音がまわりに響くさま」といった意味合いもあります。

「美しい玉・宝石」からの類推で生まれた「琳琅」の熟語は、「表現(比喩)・音韻が整っていて美しい詩文」の意味を持っています。

「琅」の熟語での使い方や使われ方

・『琅干』【ろうかん】
「古代中国で価値があるとされた濃い緑色や青色・青碧色(せきへいしょく)をした宝石の一種」を意味しています。

・『琳琅』【りんろう】
「美しい宝石、あるいは比喩表現・音韻が美的である詩文」を意味して使われている熟語です。

「玉と玉が触れ合ったときに生じる美しく澄み渡った音」といった意味合いも備えています。

・『琳琅珠玉』【りんろうしゅぎょく】
「綺麗な宝石や人格・能力に優れた人物、あるいは美しい芸術的価値のある詩文」を意味している四字熟語です。

・『琳琅満目』【りんろうまんもく】
「目の前に綺麗なものや美しいもの、優れた人物がたくさんある(大勢いる)状態」を示している四字熟語になります。

まとめ

この記事では、王へんに良と書く「琅」の読み方・意味・使われ方を詳しく解説しましたがいかがでしたか。

「琅」という漢字について詳しく調べたいときには、この記事の解説をチェックしてみてください。

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