王へんに遥の右側で「瑶」の読み方とは?簡単に解釈

王へんに遥の右側で「瑶」の読み方とは? 読み方

王へんに遥の右側と書く「瑶」は何と読みどんな意味を持つのでしょうか。

今回は、「瑶」の読み方と意味について解説します。

王へんに遥の右側で「瑶」の読み方

「瑶」の読み方は音読みでは「ヨウ」、訓読みでは「たま」です。

「瑶」の意味や解説

「瑶」とは、「石を磨き上げて美しくしたもの」を意味する言葉です。

綺麗な色をした石や透明感のある石など普通のものとは違う価値の高い石を選び出し不純物が入らないよう形状に注意しながら磨きあげ美しく加工したものを指します。

古代の中国では価値の高い石全般を表す意味でも使われており、形状や種類を問わず価値の高い貴重な石を表すのが「瑶」です。

綺麗な色や透明感など石が非常に美しいことから転じて「まるで宝石のように美しい」という美しさの例えとしても用いられています。

見た目が玉のように美しいという意味だけではなく宝石のように貴重で美しいという比喩なので建物や景色、人の美しさを讃える意味でも使われる表現です。

その他にも中国南部に住む少数民族「瑶族」を指す意味でも使われます。

「瑶」の熟語での使い方や使われ方

・『瑶台』【ようだい】
「宝石で飾り立てた豪華で美しい建物」を意味します。
中国最古の王朝である殷を治めた紂王が作ったとされる玉で飾り立てた美しい台に由来する言葉で、玉仕立ての美しい台のように豪華で美しく大きな建物を表す言葉です。

規模や造りが立派であるだけではなく見た目が煌びやかで豪華な装飾が施された建物に対して用いられる表現です。

・『瑶林瓊樹』【ようりんけいじゅ】
「人柄や人格に優れ多くの人の中でも特に抜きん出ていること」を意味する言葉です。
「瑶」「瓊」はどちらも玉を意味し、玉のような美しさを持つ林や木のように美しく高潔な人を指す言葉として使われています。

まとめ

「瑶」は日常ではあまり使わない言葉です。

似たような意味を持つ言葉が他にもあるので正しい意味と読み方を知っておきましょう。

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