矢へんに巨で「矩」の読み方とは?簡単に解釈

「矩」の読み方とは? 読み方

この記事では、「矩」の読み方を分かりやすく説明していきます。

矢へんに巨で「矩」の読み方

矩は音読みで、くと読むのが正解な漢字です。

訓読みの方では、さしがねやのりといった読み方が出来ます。

「矩」の意味や解説

文字表記を見れば理解出来る事でしょうが矩は、矢へんの横に巨の文字を付け足す事により成立した言葉となっています。

そんな矩は、差し金や一定基準、掟等の意味を持っているのです。

総画数は10画であり、漢字検定では準1級クラスとなっていますが、残念ながら常用漢字からは外れてしまっています。

お陰で普段の生活の場で、この漢字を見掛けたり、利用する機会というのはかなり限られているのです。

「矩」の熟語での使い方や使われ方

・『縄矩』【じょうく】
「墨縄と差し金」「規律に標準」という意味がある言葉として、使われています。

・『規矩』【きく】
「寸法に形」とか「正しく動作等が行われている事」「行動等の基準とするもの」といった意味の言葉として、使用されているのです。

・『矩鏡』【くきょう】
「測量において、直線に対し直角の方向を決定するために用いる器具」を表現する言葉として、この矩鏡という言葉は利用されています。

まとめ

矢へんの隣に巨の文字を付け加える事で完成した矩は、音読みでく、訓読みでさしがねやのり、と読む事が可能な漢字となっているのです。

更に差し金やかねじゃく、四角形や掟といった意味を所有しています。

とはいえ現在の常用漢字には含まれてはいない漢字であるためこの矩は、新聞や雑誌といったメディア上では、基本的に用いられていません。

そのため日常生活の中で、この漢字を目にしたり、使用する場面は余りなかったりするのです。

以上の事から矩は、大半の現代人にとっては、余り馴染みがない漢字の1つであると言えます。

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