この記事では、「惹」の読み方を分かりやすく説明していきます。
若に心で「惹」の読み方
惹は、音読みでじゃくやじゃと読む事が出来る漢字です。
訓読みでは、ひとかまねと読む事が出来ます。
「惹」の意味や解説
文字表記を目にすれば理解出来る事でしょうが惹は、若の下に心を組み合わせる事によって成立した漢字です。
そんな惹は、ひくやまねく、気をひくといった意味を持っている漢字として使われています。
漢字検定では準1級クラスとなっていますが、現在では常用漢字には含まれてはいません。
お陰で普段の生活の中で、見掛けたり使用する機会というのはそこまで多くない漢字となっているのです。
「惹」の熟語での使い方や使われ方
・『惹起』【じゃっき】
「事件や問題等を引き起こす事」を意味する言葉として、この惹起は用いる事が出来ます。
・『惹句』【じゃっく】
「人の心をひきつける事が出来る短い文句」という意味の言葉として使われているのです。
特に広告文等に使われている、キャッチフレーズといったものを指し示す言葉となっています。
・『惹き込む』【ひきこむ】
「他者の興味とか関心を自分に向けさせる」とか「他人が好意を寄せる様にする」といった意味の言葉として利用されているのです。
他にも「異性の心を掴んで魅了する」という意味にも、駆使する事が出来ます。
まとめ
若の下に心を付け足す事により完成した惹は、音読みでじゃやじゃく、訓読みでひとかまねと読めるのです。
更に惹は、まねくやひく、ひきおこす等の意味を所有する漢字となっています。
ただし惹の漢字は、残念ながら常用漢字外となっているのです。
そのためテレビや雑誌といったメディア関連では、使用される事がほとんどなかったりします。
なので日常生活においてこの惹の漢字を見掛けたり、用いられる機会というのは限られており、大半の人にとってはそこまで馴染みがある漢字ではありません。
