この記事では、「簇」の読み方を分かりやすく説明していきます。
竹冠に族で「簇」の読み方
簇は、音読みでそうやぞく、さくにそく等といった読み方が可能な漢字です。
訓読みとしては、あつとかむらという読み方が出来ます。
「簇」の意味や解説
文字表記を目にすれば直ぐに理解出来る事でしょうが、竹冠の下に族を付け加える事で完成した漢字です。
そんな簇は、群がるや集まる、群がり生えるといった意味を所有する漢字として利用されています。
漢字検定では1級クラスとなっていますが残念ながら、現代の常用漢字の中には含まれてはいません。
お陰で日常生活においては、この簇の漢字を目にしたり使用する機会がかなり限られているのです。
「簇」の熟語での使い方や使われ方
・『簇生』【そうせい】
「草や木が群がって生える事」という意味で、駆使される言葉となっています。
叢生と表記される事も多い言葉です。
・『簇出』【そうしゅつ】
「群がり出る事」といった意味を有する言葉として、この簇出は使用されています。
・『簇簇』【そうそう】
「群がって集まる様子」とか「ぞくぞく」といった意味がある言葉として、利用されているのです。
まとめ
竹冠の下に族の文字を付け足す事によって成立した簇は、音読みでは、そうやぞく、そくにさく、訓読みとしては、むらとあつと読む事が出来る漢字となっています。
更に群がるとか群がり生える、群がり集まるにやじりといった意味を所有する漢字として、利用されているのです。
ただし現在では常用漢字には含まれていないので、新聞や雑誌等のメディア関係では、基本的に使用されていない漢字となっています。
そのため大半の人にとっては普段の生活の中で、使ったり目にする機会というのは余りなかったりするのです。
だからこそ現代人にとっては、馴染みがない漢字の1つと言えます。
