竹冠に見で「筧」の読み方とは?使い方など簡単に解釈

竹冠に見で「筧」の読み方とは? 読み方

この記事では、「筧」の読み方を分かりやすく説明していきます。

竹冠に見で「筧」の読み方

「筧」という漢字は訓読みでは「かけい」「かけひ」と読み、音読みでは「ケン」と読みます。

「筧」の意味や解説

「筧」には「かけい/かけひ/かけどい」(=地上にかけ渡して水を導く木製や竹製の管や樋)という意味が含まれています。

「筧」は竹の象形である「竹冠」に人と人の目の象形である「見」を組み合わせ、形声文字として成り立った漢字です。

「筧」の名前での使われ方

・『筧』【かけい/かけひ/かけ/かくい】
愛知県や東京都、兵庫県、大阪府などに多く見られる日本の名字です。

筧姓は現在の三重県である伊勢にルーツを持ち、その昔、中臣鎌足が天智天皇より賜った氏として始まったと伝えられています。

また、水戸藩や讃岐高松潘、津山藩、因幡、豊前にも姓や地名として「筧」の記録が見られます。

・『筧利夫』【かけい としお】
踊る大捜査線シリーズの新城賢太郎役などで有名な日本の俳優です。

・『筧美和子』【かけい みわこ】
日本のグラビアアイドル、女優、タレントです。

・『筧文夫』【かけい ふみお】
日ハムファイターズの選手として活躍した元プロ野球選手です。

・『筧十蔵』【かけい じゅうぞう】
小説作品である真田十勇士の1人に数えられる架空の武士です。

火縄銃種子島の名手として描かれており、元々は豊臣家臣蜂須賀一族の家来でしたが、大阪にて真田幸村に臣従しました。

筧十蔵は真田三代記に登場する筧十兵衛、もしくは筧金六郎、その息子がモデルとされています。

まとめ

「筧」は訓読みでは「かけい」「かけひ」と読み、音読みでは「ケン」と読む漢字でした。

「筧」には「かけい/かけひ/かけどい」という意味が含まれており、主に日本の名字として同字が使用されている例が多いようです。

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