米へんに九十と書く漢字には「粋」があります。
この記事では、「粋」の読み方を分かりやすく説明していきます。
米へんに九十で「粋」の読み方
「粋」は音読みで「すい」と読み、訓読みは「いき」と読みます。
「粋」の意味や解説
「粋」は綺麗であることや混じり気のないことを示す言葉であり、この意味からさらに質がいいことやとても優れていることを示す時にも使います。
「粋」の訓読みは「いき」であり、こちらは性格や外見があか抜けており色気があることを示します。
この「粋」はこれ以外にも人情や男女関係に対してよく理解していることを表すのが特徴です。
このような色気があって色気な機微を持っている人をまとめて「粋」と言い、この言葉の反対語として分からず屋や融通が利かない様を示す時には「野暮」が使われます。
「粋」や「野暮」は人情の良し悪しに対して使われる言葉であり、現代でも人とのコミュニケーションや態度に対して使うことが可能です。
「粋」の熟語での使い方や使われ方
・『純粋』【じゅんすい】
「混じり気がないこと」を表す言葉であり、雑多なものや邪念、悪意などが全く存在しない様を示す時に使います。
「純粋」は英語でピュアと表現します。
・『無粋』【ぶすい】
「人情のやり取りや機微に通じていないこと」であり、類義語としては「野暮」があります。
「野暮」は「野暮ったい」という使い方をしますが、こちらは外見や服装が垢抜けない様を示す時に使います。
・『粋狂』【すいきょう】
「普通の人とは違うことを好む様」を示す言葉です。
「粋狂」は「酔狂」と書くことも可能であり、こちらはお酒を飲むと豹変することを示す意味もあります。
まとめ
「粋」は混じり気がないことや、人の機微や人情に通じている性格、垢抜けた様を示す時に使う言葉です。
