米へんに康と書く「糠」は何と読みどんな意味を持つのでしょうか。
今回は、「糠」の読み方と意味について解説します。
米へんに康で「糠」の読み方
「糠」の読み方は音読みでは「コウ」、訓読みでは「ぬか」です。
「糠」の意味や解説
「糠」とは、「米や麦などを精白する時に削り落とす外皮の粉末」を指す言葉です。
米や麦などの穀物の外側を削り落とし白くきれいな状態にする作業のことを「精白」といいます。
精白された穀物は真っ白な状態になりますが精白するのに削り落とした外皮の粉のことを「糠」といいます。
精白作業で出る「糠」はただの不要物ではありません。
豊富な栄養を含む粉末であり食品加工などいろいろな方法で利用できる有用な素材です。
「糠」の熟語での使い方や使われ方
・『米糠』【こめぬか】
「玄米を精米して白米する時に削り落とす周囲の部分」を指します。
白米と玄米を比較すると玄米の方が栄養豊富ですが「米糠」は玄米と白米の差そのものであり精白によって失われた玄米が本来持つ栄養素の全てが詰まっていると言っても過言ではありません。
・『糠漬』【ぬかづけ】
「糠に漬けて作る漬物」のことです。
何かに漬けて作る加工食品のことを「漬物」といい、漬物の中でも糠を材料にして作ったものを指す言葉です。
日本の伝統的な漬物でありきゅうりや大根、ナスなどさまざまな食材を使います。
一般的には米糠を使いますが、米糠に塩などを混ぜ合わせて発酵させ漬物を作れる状態になったものが「糠床」【ぬかどこ】といいます。
・『小糠雨』【小糠雨】
「とても細かい粒で降る雨」を表します。
霧雨よりもさらに細かく当たってもあまり不快に感じないくらい粒の小さな弱々しい雨を指す表現です。
まとめ
「糠」は食品加工以外にも美肌などさまざまな使い道があります。
日本人にとってはとても身近なものなので正しい意味と読み方を知っておきましょう。