この記事では、「綺」の読み方を分かりやすく説明していきます。
糸へんに奇で「綺」の読み方
綺は、音読みできと読む事が可能な漢字です。
訓読みでは、あやとかうつく、いろという読み方が存在しています。
「綺」の意味や解説
文字表記を見れば即座に理解出来る事でしょうが綺は、糸へんの隣に奇の文字を付け足す事によって成立した漢字となっているのです。
そんな綺は、あやぎぬやあや、美しいとかきらびやかといった意味を持っています。
画数は全部で14画であり、漢字検定では1級クラスとなっていますが、現代の常用漢字には含まれていません。
お陰で普段の生活の場で、この綺の漢字を見掛けたり使用する機会というのはそれ程多くはなかったりします。
「綺」の熟語での使い方や使われ方
・『綺麗』【きれい】
「形や色等が華やかで美しい様子」や「顔かたちとか姿等が整っていて美しい様」に、「汚れがなく清潔である事」といった意味を所有する言葉として、使われているのです。
・『綺羅』【きら】
「美しい衣服」とか「外見があでやかで美しい」といった意味の言葉として、利用されています。
・『綺談』【きだん】
「巧妙に作られた面白味のある話」という意味の言葉として、この綺談は駆使されているのです。
まとめ
糸へんの横に奇の文字を付け加える事によって完成した綺は、音読みでき、訓読みでうつくやあや、いろという読み方が出来る漢字となっています。
更にあやとかあや織りの絹、華やかや美しい等の意味を所有する漢字として、用いられているのです。
とはいえ現在では、常用漢字から外れてしまっている漢字であるため、雑誌やテレビ等のメディアにおいては、基本的に使われない漢字となっています。
そのため日常生活の中で、この漢字を見掛けたり利用する機会は限定されているので、現代人にとって馴染み深い漢字であるとは言えません。