糸へんに連で「縺」の読み方とは?簡単に解釈

糸へんに連で「縺」の読み方とは? 読み方

この記事では、「縺」の読み方を分かりやすく説明していきます。

糸へんに連で「縺」の読み方

縺は、音読みでれんと読む事が出来る漢字です。

訓読みでは、もつと読まれる漢字となっています。

「縺」の意味や解説

文字表記を見れば分かる様に縺は、糸へんに連の漢字を付け足す形で構成された漢字です。

もつれるやもつれ、糸が絡まって解けないといった意味を持っている漢字として使われています。

漢字検定においては1級クラスとなっていますが、常用漢字には含まれていないため、普段の生活の中でこの漢字を見掛けたり、使用する機会は決して多くないです。

「縺」の熟語での使い方や使われ方

・『縺れ髪』【もつれがみ】
「もつれた髪」とか「乱れてしまった髪」といった意味の言葉として使われています。

・『縺れ込む』【もつれこむ】
「物事の決着がついていない状態のまま、次の段階に入ってしまう事」を意味する言葉です。

例えば試合等で、延長戦に縺れ込む、といった使い方をされる事があります。

・『縺れる』【もつれる】
「線状のものが絡まり合い解けなくなる事」「思う様に身体が動かず言動に支障が出る」といった意味の言葉として、使用されているのです。

他にも「事態が複雑に入り組んで決着がつかない状態」といった意味にも、用いられています。

まとめ

糸へんの横に連の漢字を付け加える様な形で誕生した縺は、音読みでれん、訓読みでもつと読む事が可能です。

更に糸が絡み合うとか、もつれるといった意味を所有する漢字として使われています。

とはいえ現在では、常用漢字の中にこの縺の漢字は含まれていないため、基本的には新聞やテレビ等の雑誌においては使用されていません。

故に日常生活の中でこの漢字を使用したり、見掛ける機会というのは少なかったりするのです。

以上の理由から縺は現代人にとって、余り馴染みがない漢字の1つと言えます。

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