この記事では、「蛤」の読み方を分かりやすく説明していきます。
虫へんに合で「蛤」の読み方
蛤は、音読みでこうやごうと読む事が可能な漢字です。
訓読みでは、はまぐりと読む事が出来ます。
「蛤」の意味や解説
文字での表記を目にすれば一目瞭然な事でしょうが蛤は、虫へんの隣に合の文字を組み合わせる事によって誕生した漢字です。
そんな蛤は、マルスダレガイ科の二枚貝であるはまぐりを意味する漢字となっています。
全部で12画で、漢字検定では準1級クラスとなっていますが、現在の常用漢字からは外れているのです。
お陰で普段の生活の場で、この蛤の漢字を目にしたり、使用するケースはそれ程多くはありません。
「蛤」の熟語での使い方や使われ方
・『其の手は桑名の焼き蛤』【そのてはくわなのやきはまぐり】
「そんな手には騙されない」といった意味を、洒落て示す際に用いる事が出来る言葉です。
・『畑に蛤』【はたけにはまぐり】
「はまぐりを畑を掘る事で求める」といった意味の言葉であり、見当違いの事を行う際のたとえとして、使用される言葉となっています。
・『焼き蛤』【やきはまぐり】
「殻付きのままのはまぐりを、炭火等を駆使して焼いたもの」を表現する言葉として、この焼き蛤は利用されているのです。
まとめ
虫へんの横に合の文字を付け足す事によって成立した蛤は、音読みでこうとかごう、訓読みではまぐりと読まれる漢字となっています。
更にはまぐりや、浅い海に生息している二枚貝という意味を所有する漢字です。
もっとも常用漢字には含まれてはいないため、テレビや新聞、雑誌といったメディア関連では、基本的に使われてはいない漢字となっています。
なので日常生活の中で、この蛤の漢字を見掛けたり、利用する機会というのは限定されているのです。
以上の事からこの蛤は、現代人にとって馴染み深いとは言えない漢字の1つだったりします。