この記事では、「蟀」の読み方を分かりやすく説明していきます。
虫へんに率で「蟀」の読み方
「蟀」は音読みでは、「シュツ」と読みます。
訓読みはありません。
「蟀」の漢字の意味や解説
「蟀」は「蟋蟀」で、「コオロギ」や「キリギリス」を意味しています。
「コオロギ」はバッタ目(直翅目)キリギリス亜目(剣弁亜目・コオロギ亜目)コオロギ上科に分類されている昆虫の総称を言います。
「コオロギ」は夜行性で、昼間は物陰に隠れていたりします。
「コオロギ」の体長は1㎝〜4㎝くらいですが、種によって大きさが異なります。
「コオロギ」の体色は黒色や茶色系で、後ろ脚が大きいのが特徴です。
羽を擦り合わせた音で鳴き、擬音は「コロコロ」です。
一方、「キリギリス」はバッタ目(直翅目)キリギリス科に属している昆虫の総称や、キリギリス科の一種のことを指しています。
夏の日中に、「キリギリス」の成虫が草の中にいるのを見かけることがあります。
「キリギリス」の体長は2㎝〜4㎝程度で、緑色や褐色の体色をしています。
「キリギリス」は羽をこすり合わせて「ギースチョン」という鳴き声を出します。
日本では、「ヒガシキリギリス」と「ニシキリギリス」に分けられることもあります。
「蟀」の地名や名前での使われ方
・『閻魔蟋蟀』【えんまこおろぎ】
・『家蟋蟀』【いえこおろぎ】
・『姫蟋蟀』【ひめこおろぎ】
いずれも、バッタ目コオロギ科の昆虫の一種です。
まとめ
言葉の読み方や意味を知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。