虫へんに累と書く漢字には「螺」があります。
この記事では、「螺」の読み方を分かりやすく説明していきます。
虫へんに累で「螺」の読み方
「螺」は音読みで「ら」と読み、訓読みは「つぶ」や「にし」、「にな」、「ほらがい」と読みます。
「ほらがい」は「法螺貝」と書くことが可能です。
「螺」の意味や解説
「螺」は主に巻貝を表す時に使う言葉であり、こちらは色々な種類が存在します。
巻貝として有名なものにはツブ貝やニシ貝、ニナ貝があり、こちらは美味しい食材として様々な料理に使うことが可能です。
「螺」はこれ以外にも渦巻き状のものを示す時に使う言葉であり、ねじれて渦巻いている形式は「螺旋」と呼ばれています。
巻貝の殻は「螺旋」状になっており、食用とする際にはこの殻から中身をしっかりと取りだす必要があります。
「螺旋階段」は回転型の階段を示す言葉であり、日本でもオシャレなことから人気です。
「螺」の熟語での使い方や使われ方
・『法螺貝』【ほらがい】
「日本産の巻貝」であり、様々な用途に使われています。
「法螺貝」の中身は食用として使われており、貝殻の部分は楽器として使うことで有名です。
この「法螺貝」は戦国時代において伝令や号令用の軍笛として使われていました。
・『田螺』【たにし】
「タニシと呼ばれる巻貝」であり、こちらは主に淡水に生息しています。
「田螺」は色々なものを食べる生き物であり、田んぼなどで見かけることが可能です。
「田螺」は食用として使われることもあり、味噌煮や味噌汁、和え物などが有名です。
・『螺子』【ねじ】
「ものを締め付ける時に使うネジ」を表す言葉です。
「螺子」はこれ以外にもぜんまいを巻く装置を表す時にも使います。
まとめ
「螺」は巻貝やねじれた形状を示す時に使う言葉です。
「螺旋」はねじれて渦巻いている形状を表します。