言べんに兆で「誂」の読み方とは?使い方など簡単に解釈

言べんに兆で「誂」の読み方とは? 読み方

この記事では、「誂」の読み方を分かりやすく説明していきます。

言べんに兆で「誂」の読み方

「誂」という漢字は訓読みでは「誂(あつら)える」と読み、音読みでは「チョウ」「ジョウ」と読みます。

「誂」の意味や解説

「誂」には「あつらえる」「あつらえ」「いどむ」「もてあそぶ」「からかう」という意味が含まれています。

「誂」は取っ手のある刃物と口の象形である「言べん」に占いのとき、カメの甲羅に現れる割れ目の象形である「兆」を組み合わせ、形声文字として成り立った漢字です。

「誂(あつら)える」「自分の思い通りに作らせる」「注文して作らせる」「人に頼んでやらせる」という意味を含める言葉になります。

そして、「誂(あつら)え」「注文して作らせること」「注文してつくらせた品物」「歌舞伎の大道具などを作者や役者の好みに合わせて特注し、作らせること」という意味を含める言葉です。

「誂える」を使った例文

・『このスーツは専門店で誂えたオーダーメイド品である』
・『祝い事ということで、オードブルや寿司などを誂えた』

「誂」の熟語での使い方や使われ方

・『誂え向き』【あつらえむき】
「注文通りであることや希望通りであること、及びその様」を意味する言葉です。

・『誂え物』【あつらえもの】
「注文して作らせた物」を意味する言葉です。

・『別誂え』【べつあつらえ】
「特別に注文して作らせることやその物品」を意味する言葉です。

・『御誂え』【おあつらえ】
「誂える人を敬い、その注文をいう語」「ご注文」「希望通りであること」を意味する言葉です。

まとめ

「誂」は訓読みでは「誂(あつら)える」と読み、音読みでは「チョウ」「ジョウ」と読む漢字でした。

そして、「誂」には「あつらえる」「あつらえ」「いどむ」などの意味が含まれています。

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