車へんに厄で「軛」の読み方とは?簡単に解釈

車へんに厄で「軛」の読み方とは? 読み方

この記事では、「軛」の読み方を分かりやすく説明していきます。

車へんに厄で「軛」の読み方

「軛」という漢字は訓読みでは「くびき」と読み、音読みでは「ヤク」「アク」と読みます。

「軛」の意味や解説

「軛」には「くびき(車のながえの先に付けて、車を引かせるために牛馬の首にあてる横木)」「自由を束縛することの例え」という意味が含まれています。

「軛」は同じく「くびき」という意味を表す「?」の異体字として成り立った漢字です。

「くびき」は馬や牛などの大型家畜を馬車や牛馬に繋ぐときに用いられる木製で棒状の器具になります。

「くびき」の誕生により、馬は重い農器具でも牽引することが可能となり、大幅に農業生産力が上がったと言われています。

「軛」を使った例文

・『放置された馬車の軛を外して、馬車馬を逃がした』
・『暴政による自由の軛を打ち壊すために、民衆たちは革命を起こした』

「軛」の熟語での使い方や使われ方

・『共軛』【きょうやく】
「数学において、2つの角や点、線、図形、数などがお互いに対照的、相補的関係にあり、入れかわったとしても関係に変化が起きないこと」「環状構造を持つ不飽和化合物で、交互に二重結合が存在すること」を意味する言葉です。

・『衡軛』【こうやく】
「前線を鶴翼の陣か魚鱗の陣にして、第二陣より後を左右縦に配置した兵法における陣立ての1つ」を意味する言葉です。

・『タタールの軛』【たたーるのくびき】
1223年のカルカ河畔の戦いから始まったモンゴル帝国によるルーシ侵攻、及び、それに続くモンゴル人による2世紀半に及ぶルーシ支配をロシア史の視点から表現した言葉です。

まとめ

「軛」は訓読みでは「くびき」と読み、音読みでは「ヤク」「アク」と読む漢字です。

そして、「軛」には「くびき」「自由を束縛することの例え」という意味が含まれています。

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