酉へんに鬼と書く漢字には「醜」があります。
この記事では、「醜」の読み方を分かりやすく説明していきます。
酉へんに鬼で「醜」の読み方
「醜」は音読みで「しゅう」と読み、訓読みは「しこ」や「たぐい」、「醜い」で「みにくい」、「醜む」で「にくむ」と読みます。
「にくむ」は「憎む」と書くことが可能です。
「醜」の意味や解説
「醜」は肉体や精神に魅力がない様や、外見や行動に不快感を覚える時に使う言葉です。
このような状態は通称「醜い」と表現され、この概念の反対語は「美しい」となります。
「醜」はこれ以外にも対象を憎むことや嫌うことを表す時にも使います。
「醜」はネガティブな意味の言葉として使われることが多く、みにくいものを罵る時にも使うことが可能です。
「美醜」とは美しいことと醜いことを合わせた言葉であり、こちらは物語や芸術作品のテーマとしても用いられています。
「醜」の熟語での使い方や使われ方
・『醜態』【しゅうたい】
「みっともない様子や行動」を表す言葉であり、こちらは「醜態を晒す」のように使われます。
このような行動は恥ずべきものや見苦しいものであり、ネガティブな意味として使われます。
・『醜聞』【しゅうぶん】
「名誉や人格を傷つけるような言葉や噂」を示す言葉です。
「醜聞」は男女関係や金銭の問題、仕事にまつわるものなど様々なものがあり、英語ではスキャンダルと表現します。
「醜聞」は事実であるものからメディアによって捏造されたものも多く存在します。
・『醜女』【しこめ】
「顔や容貌がみにくい女」を表す言葉であり、男性の場合は「醜男(しこお)」と表現します。
また「醜女」は黄泉の国に存在する妖怪を示す意味もあり、こちらは容貌がみにくいのが特徴です。
まとめ
「醜」は肉体や精神に魅力がないことや、見た目や行動が不愉快である様を示す時に使います。
