金へんに岡と書く漢字には「鋼」があります。
この記事では、「鋼」の読み方を分かりやすく説明していきます。
金へんに岡で「鋼」の読み方
「鋼」は音読みで「こう」と読み、訓読みは「はがね」と読みます。
「鋼」の意味や解説
「鋼」は英語で“steel”と書く言葉であり、こちらは炭素を含む鉄の合金を示します。
「鋼」は炭素以外にもニッケルやクロムを混ぜ合わせたものもあり、こちらは特殊鋼と呼ばれます。
「鋼」は値段が安く強靭な構造が特徴であり、世界中で幅広く使用されていることで有名です。
「鋼」の読み方である「はがね」は「刃金」という説があり、こちらは刀の生成に使われる金属を示す言葉として使われてきました。
鉄の使用や加工は紀元前3000年頃から始まったことが確認されており、現代では様々な製鋼法が開発されています。
「鋼」の熟語での使い方や使われ方
・『玉鋼』【たまはがね】
「日本で古くから作られている鋼」を示す言葉であり、こちらは和鋼の一種として色々なものに使われてきました。
「玉鋼」は良質な刀を作る時や神社仏閣の釘などに使われます。
・『鉄鋼』【てっこう】
「鉄を主成分とした金属の材料」を表す言葉であり、こちらは安価で耐久性が強いことから様々なものに使用されています。
製鉄に使われるものには砂鉄や鉄鉱石がありますが、現代では赤鉄鉱などを高炉に入れる製鉄方法が主流になっています。
・『鋼材』【こうざい】
「鋼を加工や成型した製品」を示す言葉であり、こちらは土木や建築、建造、機械など様々なものの材料として使われています。
まとめ
「鋼」は鉄に炭素を含めた合金を示す言葉であり、これ以外にもクロムやニッケルを混ぜ合わせたものも存在します。
「鋼」は安価で耐久性も高いことから様々な材料として使われるのが特徴であり、様々な文化や文明を作り上げてきました。
