金へんに遣で「鑓」の読み方とは?簡単に解釈

金へんに遣で「鑓」の読み方とは? 読み方

この記事では、「鑓」の読み方を分かりやすく説明していきます。

金へんに遣で「鑓」の読み方

「鑓」という漢字の音読みはありません、訓読みは「やり」になります。

「鑓」という漢字は日本で独自に考え出された「国字」であるため、中国に元々あった漢字の読み方に由来する「音読み」が存在しないのです。

「鑓」は近世以前に刀剣と並ぶ武器としてよく使われていた「長い持ち手の先に刃を装着したやり」を指して、「やり」という訓読みで読むことができます。

また「鑓」の漢字を使った地名・人名が多く存在しています。

「鑓」の漢字の意味や解説

「鑓」という漢字の意味は、「長い柄(え)の先端に殺傷能力のある刃物を取り付けた武器の一種」になります。

「鑓(やり)」は古代から「刀・剣・弓矢と並ぶ代表的な武器の一種」を意味していて、「刀剣よりも遠い距離から攻撃できる利点+集団で鑓を構えて突入できる強み」を持っていました。

武器を示す「鑓」は、「槍(やり)・鎗(やり)」という漢字で書き換えても同じ意味合いになります。

「鑓」の地名や名前での使われ方

・『西賀茂鑓磨岩』【にしかもやりとぎいわ】
「京都府京都市北区に実際にある地名」として「鑓」が使われています。

・『豊玉町鑓川』【とよたままちやりかわ】
「長崎県対馬市に実在する鑓の漢字が使用されている地名」になります。

・『遣水』【やりみず】
「東京都八王子市に実際にある鑓の漢字を使った地名」です。

・『小鑓』【こやり】
「全国でも約200人しかいないとされるとても珍しい名字」です。

・『鑓河内』【やりごうち・やりこうち】
「全国でも極めて少ないレアな名字の一つ」になります。

・『鑓田』【やりた・やりだ】
「全国でも約900人しかいない珍しい名字の一つ」です。

・『鑓野目』【やりのめ】
「全国でも約200人しかいないとされる滅多にない名字」として上げられます。

まとめ

この記事では、金へんに遣と書く「鑓」の読み方・意味・使われ方を詳しく解説しましたがいかがでしたか。

「鑓」という漢字について詳しくリサーチしたいときには、この記事の解説を確認してみてください。

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