門構えに合で「閤」の読み方とは?簡単に解釈

門構えに合で「閤」の読み方とは? 読み方

門構えに合と書く「閤」は何と読みどんな意味を持つのでしょうか。

今回は、「閤」の読み方と意味について解説します。

門構えに合で「閤」の読み方

「閤」の読み方は音読みでは「コウ」、訓読みでは「くぐりど」「へや」です。

「閤」の意味や解説

「閤」とは、「大門の脇にある小さな門」「部屋、特に寝るための部屋」「大きくて立派な建物」などの意味を持つ言葉です。

日本の城や武家屋敷には入口に大きくて立派な門が設置されています。

大門と呼ばれる大きな門は普段閉ざされたままで特別な時のみに開かれます。

普段の出入りに利用される大門の脇にある小さな門を指す言葉が「閤」です。

「くぐりど」と呼ばれる小門はその名の通りくぐって通る程度の低い小さな門で現代建物では通用口にあたる役割です。

小門が脇にあるような大門を備えるのは城や武家屋敷など立派な建物のみだったことから転じて「閤」「城や御殿などくぐりどがあるような大きくて立派な建物」という意味でも使われます。

その他にも小門が大門の脇にあることから転じて建物の中では脇に当たる場所に置くことが多い「女性が暮らす部屋」「寝るための部屋」など「部屋」の意味でも使われます。

「閤」の熟語での使い方や使われ方

・『天守閣』【てんしゅかく】
「城の中心となる建物」を意味します。

日本の城は櫓など複数の建物によって構成されますが城の中で一番大きく立派で機能的にも重要な建物を指す言葉です。

・『太閤』【たいこう】
「摂政や関白を退いた後に子が摂政になった者の称号」です。

摂政の親である元摂政もしくは元関白を指す言葉です。

一般的には豊臣秀吉を表す称号として知られています。

まとめ

「閤」には元の意味から派生した複数の意味があります。

古い時代に関係する言葉が多いので正しい意味と読み方を放っておきましょう。

読み方
シェアする
言葉の読み方辞典
タイトルとURLをコピーしました