門構えに王で「閏」の読み方とは?簡単に解釈

門構えに王で「閏」の読み方とは?簡単に解釈 読み方

門構えに王と書く「閏」は何と読みどんな意味を持つのでしょうか。

今回は、「閏」の読み方と意味について解説します。

門構えに王で「閏」の読み方

「閏」の読み方は音読みでは「ジュン」、訓読みでは「うるう」です。

「閏」の意味や解説

「閏」とは、「暦と実際の季節とのズレを調整するために暦に時間を追加して修整すること」を意味する言葉です。

時間を年月日などの単位で区切ったものを「暦」といい、地球の公転周期を基本的な単位である「年」としさらに細かく時間をかけて管理します。

現在使われている暦では1年が365日ですが、実際に地球が太陽の周りを回る公転周期は約365. 24日であり1年を365日で暦を進めてしまうと4年で約1日程度のズレが生じてしまいます。

暦と実際の季節とのズレを調整するために用いられる方法が「閏」です。

暦と実際の季節との間に生じたズレに相当する時間を余分に設けることで暦を正しい状態に修正するのが「閏」の基本的な考え方です。

基本的には4年に1回の周期で1年の長さを1日だけ増やして調整しますがそれだけでは完全にズレを修正できないため必要に応じて秒を追加するなどして暦と季節の一致を目指します。

「閏」の熟語での使い方や使われ方

・『閏年』【うるうどし】
「4年に1度ある1年が366日になる年」を指します。

暦のズレを調整するために通常28日までの2月が29日までになり1年の長さが1日だけ長くなる特別な年です。

地球の公転周期は約365. 24日なので4年で1日増やしても約0. 04日のズレが修正しきれません。

4年に1日増やすだけでは修正しきれないズレを正すため「西暦が100の倍数の年は1日増やさず365日のままにする」「西暦が100の倍数でも400の倍数の年は366日にする」というルールが設けられています。

まとめ

「閏」は4年に1度必ず耳にする言葉です。

ひらがなで書かれることが多い言葉ですがこの機会に漢字も知っておきましょう。

読み方
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