りっしんべんに無で「憮」の読み方とは?簡単に解釈

りっしんべんに無で「憮」の読み方とは?簡単に解釈 読み方

この記事では、「憮」の読み方を分かりやすく説明していきます。

りっしんべんに無で「憮」の読み方

「憮」という漢字の音読みは「ブ・ム・コ」で、訓読みは「いつくしむ・かなしむ」になります。

「憮」という漢字は、「憮然(ぶぜん)」の熟語において「ブ」という音読みをすることができます。

また「憮傲(こごう)」という熟語では、「憮」の漢字を「コ」という音読みで読んでいます。

「憮」「憮しむ(いつくしむ・かなしむ)」の訓読みもありますが、現代では「慈しむ・悲しむ」の漢字のほうが一般的に使われます。

「憮」の漢字の意味や解説

「憮」の漢字は、「失望して落ち込む様子」「落胆してがっかりしているさま」という意味合いを持っています。

「憮」という漢字の意味として、「他者を慈しんでかわいがる」「大切な存在として慈しむ・大事にかわいがる」も挙げることができます。

「憮」の熟語での使い方や使われ方

・『憮然』【ぶぜん】
「憮然」という言葉は、「落ち込んで何もできないさま」「失望したり落胆したりしてぼんやりしている様子」を意味しています。

「憮然」の意味として上げられることの多い「腹を立てているさま」は、間違った意味になります。

・『憮傲』【こごう】
「憮傲」とは、「傲慢な態度・振る舞い」「自分が他よりも優れていると思っておごり高ぶっているいるさま」の意味を持っている熟語になります。

「憮傲」「傲」という漢字は、「傲慢(ごうまん)・傲岸(ごうがん)」に使われていて「おごっている」の意味があります。

・『愛憮』【あいぶ】
「愛憮」という熟語は、「対象を愛して慈しむこと・慈しんで大事にするさま」の意味合いを持っています。

「愛憮」と同音の類義語に「愛撫(あいぶ)」があります。

「愛撫」「可愛がっている相手・対象の身体を撫でる(なでる)」のニュアンスを持っていますが、「愛憮」のほうには「身体に触れてなでる」の意味はありません。

まとめ

この記事では、りっしんべんに無で「憮」の読み方・意味・使われ方を詳しく解説しましたがいかがでしたか。

「憮」という漢字について詳しく知りたいときには、この記事の内容をチェックしてみてください。

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