雨冠に包で「雹」の読み方とは?簡単に解釈

「雹」の読み方とは? 読み方

皆さんは、「雹」という漢字を目にした事はあるでしょうか。

雨冠だから天気に関する漢字かと予想がつくかもしれません。

この記事では、「雹」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「雹」の正しい読み方は「ひょう」と「あられ」どちら

2つとも雨冠で、どちらだろうと迷う事がありそうな「雹」「霰」のそれぞれの漢字ですが、「雹」「ひょう」「霰」「あられ」と読みます。

天気予報では読み仮名が振られているので間違える事は無いでしょう。

「雹」「霰」の違いは何かというと、大きさです。

5ミリ以上の大きさだと「雹」になるそうです。

積乱雲が発達する夏に大きな粒の「雹」が降り、冬には北陸や日本海側以外ではあまり降らないようです。

「雹」の意味

「雹」は、梅雨や夏の時期に、入道雲が発達し、雲の中で大きくなった氷の粒で、空から降ってきます。

中には数センチ程の大きな「雹」も落雷と共に降り、農作物や車や家屋に穴を開けたり被害をもたらす事があります。

雲の中で、上下に動く事で粒がどんどん大きくなるようで、夏にはニュースで雹の被害がよく伝えられています。

「雹」の言葉の使われ方

・『運転中に雹が降って来たら、頑丈な屋内駐車場に避難しましょう』
数センチ程の大きさがある雹だと、車体を貫通してしまう恐れがあります。

天気予報で「大気の状態が不安定」等のアナウンスがあり、急な落雷が起こった場合、運転には十分な注意が必要となります。

・『2000年の春に千葉県で起こった雹の被害は、ピンポン玉程かそれ以上の大きな雹が多数の負傷者を出した』 これ程の大きな氷の玉が多数降った為、家の被害は数万件にも及び、窓ガラスが至る所で割れ、重大な被害を及ぼした
という事です。

雹の玉が大きくなる程、落下速度はどんどん早くなるので、ぶつかったらと想像するだけでも怖いものです。

直径5センチの雹だとなんと時速100キロにもなるのだそうです。

・『雹の被害に合わない為には梅雨時期、昼間なのに急に暗くなったら、家屋に避難しましょう』
雷が鳴ると雹が降る事があるので、梅雨時期、大気が不安定な時は注意して出掛けたいものです。

まとめ

「雹」「霰」に似ていますが、粒が「霰」より大きい分、「雹」で被害が出ると深刻なようです。

日本海側に住んでいる方や、夏の時期には、落雷情報に注目し、急な落雷が発生した時の為に身の安全を確保したいです。

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