この記事では、「驕」の読み方を分かりやすく説明していきます。
馬へんに喬で「驕」の読み方
「驕」は、音読みで「きょう」と読みます。
また訓読みでは「おご(る)」、「ほしいまま」、「つよ(い)」、「さか(ん)」と呼びます。
「驕」の意味や解説
「驕」は「おごる、おごりたかぶる」という意味があります。
地位や権力、また財産や才能などを誇り、思い上がった振る舞いをする人のことを指す言葉になります。
例えば、お金持ちの子供が、自分がお金持ちの子供であることを誇り、周囲の人たちにわがまま放題する場合は、「あの金持ちの子供は驕っている」などと言われることになります。
また、容姿も良く才能のある役者が、人気を誇り、飲食店などで好き勝手に振舞っている場合は、「あの役者は驕っているから長くない」などという言い方をすることができます。
「驕」の熟語での使い方や使われ方
・『驕奢』【きょうしゃ】
「驕奢」は「奢侈にふけること」という意味があり、「おごっていて贅沢なことやその様子」を意味する言葉になります。
・『驕傲』【きょうごう】
「驕傲」は「おごりたかぶること」という意味があります。
・『驕慢』【きょうまん】
「驕慢」は「おごり高ぶり人を見下し、勝手な行為をすること。
その様子」という意味があります。
「驕慢な態度をとる」などという言葉として、現代でもよくつかわれている言葉になります。
例えば、会社の上司が権力をかさに、部下に好き勝手な命令をするような場合、「私の上司は驕慢で困る」などと言うことになります。
まとめ
「驕」は、「おごりたかぶること」を意味し、力を持つことや、才能を持つことなどを誇り、わがまま放題することを意味する言葉となります。
そのため「驕」という漢字は、あまり良い意味では使われない漢字だと覚えておきましょう。