この記事では、「沿線」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「沿線」の正しい読み方は「えんせん」と「ふちせん」どちら
「沿線」の「沿」は、音読みで「エン」、訓読みで「そ(う)」、「ふち」と読みます。
また「線」は、音読みで「セン」、訓読みで「いと」、「すじ」となります。
「沿」と「線」を音読みにすると、「えんせん」と読むことができます。
一方、「沿」を訓読み、「線」を音読みで読むと、「ふちせん」になりますが、この読み方ではないようです。
正しい読み方の結論
「沿線」の正しい読み方は「えんせん」です。
「沿線」は「ふちせん」ではなく、「えんせん」と読むようにしましょう。
「沿線」の意味
「沿線」とは、鉄道線路、幹線道路、バス路線などに沿った所や地域のことを言います。
「沿線」の「沿」は、「そう」、「ふち」、「へり」などを意味しています。
また「線」は、「いと」、「すじ」、「道筋」などを表しています。
そのため、「沿線」は漢字の意味から見ると、「道筋に沿う」と言うような意味合いになります。
「沿線」の言葉の使い方や使われ方
・『学校と同じ沿線で、賃貸物件を探しています』
・『この沿線には商店が多く、買い物に便利です』
・『私の家は沿線で、駅の近くにあります』
まとめ
「沿線」のように、「沿」から始まる二字熟語は他にもあります。
「沿道(えんどう)」は道路に沿った所、「沿岸(えんがん)」は海、川、湖に沿った陸地や陸地のそばの水域、また、「沿海(えんかい)」は海に沿った陸地や陸地の近くの海を意味しています。
いずれも何かに沿っている意味があります。
「沿線」は「ふちせん」ではなく、「えんせん」と読むことを覚えておくと良いでしょう。