この記事では、「片言」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「片言」の正しい読み方は「かたこと」と「へんげん」どちら
「片言」には2つの読み方があります。
1つ目は「かたこと」で、訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
2つ目は「へんげん」で、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「片」の音読みは「へん」、訓読みは「かた・きれ・ひら・ペンス」、「言」の音読みは「げん・ごん」、訓読みは「い(う)・こと・ことば」です。
正しい読み方の結論
「片言」の正しい読み方は「かたこと」「へんげん」の2つで、読み方により意味が違ってきます。
「片言」の意味
「片言」の読み方による意味の違いは以下の通りです。
「かたこと」と読む場合、「わずかに語る言葉」「たどたどしい不完全な言葉」「俗語や方言など、標準から外れている言葉」という意味です。
「へんげん」と読む場合、「わずかに語る言葉」「一方の側の言い分」という意味です。
「片」は「二つのうちの一方」「わずか・すこし」という意味、「言」は「言葉で話す」という意味、ここから「一方の話すこと」「不完全な言葉で話す」という2つの意味で使われる様になりました。
「片言」の言葉の使い方や使われ方
「片言」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『赤ちゃんが片言(かたこと)で話す』
・『片言(かたこと)の英語が通じる』
・『片言(へんげん)だけで判断するのはよくない』
まとめ
今回は「片言」の読み方について紹介しました。
「片言」の正しい読み方は「かたこと」「へんげん」の2つです。
正しく読める様に覚えておきましょう。