この記事では、「苦難」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「苦難」の正しい読み方は「くなん」と「ぐなん」どちら
「苦難」は「くなん」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「苦」の音読みは「く」、訓読みは「くる(しい)・くる(しむ)・くる(しめる)・にが(い)・にが(る)・にがな・はなは(だ)」、「難」の音読みは「なん・だん」、訓読みは「かた(い)・むずか(しい)・にく(い)」です。
「苦難」と表記する場合、「ぐなん」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「苦難」の正しい読み方は「くなん」です。
「ぐなん」とは読みません。
「苦難」の意味
「苦難」の意味は、「つらいことや、やり遂げるのが大変なこと」です。
複雑で手間がかかるだけではなく、精神的に辛いと思うことも含みます。
「苦」は「非常ににがい草を飲んで口がこわばる様子」という意味の漢字で、転じて「辛く苦しい」という意味、「難」は「災いが生じたので、鳥をあぶりそなえて祈ること」という意味の漢字で、転じて「災いや大変なこと」という意味、「苦難」で「辛く苦しい災いや大変なこと」になります。
「苦難」の言葉の使い方や使われ方
「苦難」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『あらゆる苦難に耐え抜いてついに研究を成功させる』
・『会社を辞めてからずっと苦難が続いている』
・『人生には苦難がつきものである』
まとめ
今回は「苦難」の読み方について紹介しました。
「苦難」の正しい読み方は「くなん」で、「ぐなん」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。