この記事では、「合祀墓」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「合祀墓」の正しい読み方は「ごうしぼ」と「ごうひぼ」どちら
「合祀墓」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている三つの漢字の個別の読みを確認します。
「合」の漢字の音読みは「ゴウ・ガッ・カッ」であり、訓読みは「あ(う)」です。
また、「祀」の漢字の音読みは「シ」で、訓読みは「まつ(る)・とし」です。
さらに、「墓」の漢字の音読みは「ボ」で、訓読みは「はか」です。
ここから、三つの漢字を音読み+音読み+音読みで繋げれば、「ごうしぼ」と読めることが分かります。
しかし、「祀」の漢字には「ひ」との読みがないことから、「ごうひぼ」と読むのは間違いだと推察されます。
さて、「合祀墓」の正しい読み方は「ごうしぼ」と「ごうひぼ」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論として、「合祀墓」の正しい読み方は「ごうしぼ」であり、「ごうひぼ」と読むのは、先に個別の漢字の読みから推察した通り、間違いです。
「祀」の漢字に似た漢字に「妃」の漢字があり、この漢字の音読みが「ヒ」であることから、間違えて「ごうひぼ」と読まれることがあるのだろうと考えられます。
「合祀墓」の意味
「合祀墓」とは、「骨壺から焼骨を取り出し、他の人のご遺骨と一緒に埋葬する方法のこと」を意味する言葉です。
「合祀墓」の言葉の使い方や使われ方
・『最近は、少子化による無縁化を懸念して、永代供養をしてもらえる合祀墓への埋葬を行われる方が増えています』
・『合祀墓に対しては、知らない人と共に眠ることが嫌だとのネガティブな意見もあれば、多くの人と一緒に眠れて寂しく無いとポジティブな意見もあります』
まとめ
「合祀墓」の正しい読み方は「ごうしぼ」であり、「ごうひぼ」と読むのは間違いです。
また、この「合祀墓」とは、「骨壺から焼骨を取り出し、他の人のご遺骨と一緒に埋葬する方法のこと」を意味する言葉です。