この記事では、「場末」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「場末」の正しい読み方は「ばまつ」と「ばすえ」どちら
場末の漢字を見た人の中には何となく、ばまつと読んでしまう人もいるものです。
確かに場の漢字は単体で、ばという読みがあるし、後ろの末の漢字にも、まつという読み自体はあります。
そのためそれら2つの漢字の読みをシンプルに合体させて、場末を、ばまつと読んでしまう事自体は理解出来なくもありません。
所が場末の漢字に関しては、ばまつと読むのは誤りです。
場末は、ばまつではなく、ばすえと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
場末は、ばすえと読むのが正解な言葉です。
というのも場の漢字はそのまま、ばと読む事が出来る上に、末の漢字も、まつ以外にも、すえという読み方が出来ます。
以上の事から、場の漢字のば読みと、末の漢字のすえ読みを組み合わせる事によって、場末の漢字は、ばすえと読む事が可能です。
「場末」の意味
場末は、ある事が行われる所やばしょ、機会等の意味を持っている場の漢字に、物の端の方とかすえといった意味を有している末の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
以上の事から場末は、繁華街の中心部から離れている場所といった意味を表すのです。
「場末」の言葉の使い方や使われ方
・『あの女性は、繁華街の外れに位置する場末の飲み屋で働いているそうです』
・『友人と一緒に場末とも言える場所にひっそりとある喫茶店に入ってみました』
・『私は繁華街の中心部にある様なバーよりも、場末でひっそりと佇んでいる様な隠れ家的なバーが好みです』
まとめ
場の漢字は、ばと読む事が出来るし、末の漢字も、まつと読む事が出来ます。
ですが場末を、ばまつと読んでしまうのは間違いです。
場末は、ばまつではなく、ばすえと読むべき言葉となっています。
更にそんな場末は、繁華街の中心から離れた場所を示す際に、用いられる言葉です。