この記事では、「芳しい」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「芳しい」の正しい読み方は「かんばしい」と「こうばしい」どちら
「芳しい」の読み方として想定できるものに、「かんばしい」と「こうばしい」があります。
「かんばしい」と「こうばしい」の二つの読み方のうち、「芳しい」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「芳しい」の正しい読み方の結論は、「かんばしい」が正しい読み方になります。
「芳しい」の言葉で使われている「芳」という漢字は音読みすると「ホウ」、訓読みすると「かんばしい・かぐわしい」になります。
「芳しい」には「こうばしい」という意味はあるのですが、訓読みで「こうばしい」と読むことはできません。
「芳しい」を「こうばしい」と読むのは誤読なのです。
「こうばしい」と読むことのできる漢字表記は「香ばしい」になります。
「芳しい」の意味
「芳しい」の意味は、「良いかおりがするさま」を意味しています。
「芳しい」とは、「鼻腔を心地よく刺激するような芳香(良いかおり)がすること」を指し示している言葉なのです。
「芳しい」のもう一つの意味として、「成績・結果などが良いさま」や「立派な成果を出して優れているさま」も挙げることができます。
ただし、「結果があまり良くないの意味合い」を持つ「芳しくない」の表現で使われるケースが多いです。
「芳しい」の言葉の使い方や使われ方
「芳しい」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『花壇から芳しい草花のにおいが漂ってきて、とてもリラックスした気分になることができました』
・『今年はコロナ禍で客足が伸び悩んだため、芳しい営業成績を挙げることができませんでした』
・『冷夏や暖冬などの異常気象の影響を受けたようで、野菜や果物の収穫量・質が芳しくありません』
まとめ
この記事では、「芳しい」の正しい読み方「かんばしい」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?
「芳しい」の読み方・意味・使い方を調べたいときは、この記事の解説をチェックしてみてください。