「人間万事塞翁が馬」の読み方と意味とは?「じんかんばんじさいおうがうま」と「にんげんばんじさいおうがうま」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「人間万事塞翁が馬」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「人間万事塞翁が馬」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「人間万事塞翁が馬」の正しい読み方は「じんかんばんじさいおうがうま」と「にんげんばんじさいおうがうま」どちら

「人間万事塞翁が馬」には2つの読み方があります。

1つ目は「じんかんばんじさいおうがうま」で、「じんかん」は音読みです。

2つ目は「にんげんばんじさいおうがうま」で、こちらも「にんげん」は音読みで、一般的にはこちらの読み方が多くなります。

正しい読み方の結論

「人間万事塞翁が馬」「じんかんばんじさいおうがうま」「にんげんばんじさいおうがうま」どちらの読み方も使われます。

ただし、一般的に「にんげんばんじさいおうがうま」と読む方が圧倒的に多く、読み方により意味が違ってきます。

「人間万事塞翁が馬」の意味

「人間万事塞翁が馬」の読み方による意味の違いは以下の通りです。

「じんかん」と読む場合、「世の中で幸・不幸は予測が付かないものである」という意味です。

「にんげん」と読む場合、「人の幸・不幸は予測が付かないものである」という意味です。

「人間万事塞翁が馬」は中国の歴史的書物「淮南子(えなんじ・わいなんし)」に記載されている逸話に由来します。

ある、塞(とりで)に住んでいる翁(おきな)が飼っている馬が逃げてしまったのですが、しばらくして脚の速い馬を連れて戻ってきました。

しかしその馬に乗った子供が落馬して骨折してしまい、災いだと思っていたところ、ケガにより兵役を免れたのです。

ここから「幸・不幸は予測ができない」という意味で使われています。

「人間万事塞翁が馬」の言葉の使い方や使われ方

「人間万事塞翁が馬」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『人間万事塞翁が馬で、君にもいつかチャンスが巡って来る』
・『取引先からミスした後の対応をほめられた、人間万事塞翁が馬だ』
・『人間万事塞翁が馬で、入院中に看護師さんと恋愛できた』

まとめ

今回は「人間万事塞翁が馬」の読み方について紹介しました。

「人間万事塞翁が馬」「じんかんばんじさいおうがうま」「にんげんばんじさいおうがうま」も正しい読み方で、読み方により使い方が変わってきます。

正しく使える様に覚えておきましょう。

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