この記事では、「供述」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「供述」の正しい読み方は「きょうじゅつ」と「ともじゅつ」どちら
「供述」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「供」の漢字の音読みは「キョウ・ク」で、訓読みは「そな(える)・とも」です。
また、「述」の漢字の音読みは「ジュツ」で、訓読みは「の(べる)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「きょうじゅつ」と読めることが分かります。
また、訓読み+音読みで繋いで、いわゆる湯桶読みすれば、「ともじゅつ」と読める可能性があることも分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいのかは、この漢字の個別の読みの分析から判断することは出来ません。
さて、「供述」の正しい読み方は「きょうじゅつ」と「ともじゅつ」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「供述」の正しい読み方は「きょうじゅつ」で、「ともじゅつ」と読むのは間違いです。
この「供述」の熟語の読み方としては、少し特殊な湯桶読みではなく、最も一般的な音読みを重ねた読み方が、正しいことになります。
「供述」の意味
「供述」とは、「被告人や被疑者や証人などが、主として警察官や検察官や裁判官などの尋問に答えること、及びその答えた内容のこと」を意味する言葉です。
「供述」の言葉の使い方や使われ方
・『刑事が被疑者の供述調書を記載しています』
・『被告人が有罪判決を受けた決め手の一つには、証人の供述が挙げられます』
まとめ
「供述」の正しい読み方は「きょうじゅつ」で、「ともじゅつ」と読むのは間違いです。
また、この「供述」とは、「被告人や被疑者や証人などが、主として警察官や検察官や裁判官などの尋問に答えること、及びその答えた内容のこと」を意味する言葉です。