「勤続」という言葉は仕事や労働に関係して使いますが、具体的にどのような意味で何と読むのが正しいのでしょうか。
今回は、「勤続」の正しい読み方と意味について解説します。
「勤続」の正しい読み方は「きんぞく」と「きんそく」どちら
「勤続」という言葉の読み方として「きんぞく」と「きんそく」の2つが思い当たります。
「きんぞく」と「きんそく」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「勤続」の正しい読み方は「きんぞく」です。
「勤」は「勤勉」【きんべん】「夜勤」【やきん】など「きん」と読みます。
「続」は「続編」【ぞくへん】「持続」【じぞく】など「ぞく」と読むほか、「続飯」【そくいい】のように「そく」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「きんぞく」と「きんそく」のうち「勤続」の正しい読み方は「きんぞく」です。
「勤続」の意味
「勤続」とは、「同じ勤め先に勤め続けること」を意味する言葉です。
勤め先を変えることなく長年勤め上げることを表します。
所属する会社や組織単位で年数を数えることが一般的で、勤めている間に行われた会社での部署異動や職場の変更などは計算に入れずひとつの会社や組織など同じ勤務先で勤め続けることを表します。
入社や入所などそこで働き始めてから退職するまでの働き続けた年数を表す言葉が「勤続年数」です。
「勤続」の言葉の使い方や使われ方
・『勤続30年を迎えた』
・『一定以上の勤続者を対象に特別ボーナスが支給された』
・『入社してからの平均勤続年数は8年という調査結果になった』
まとめ
「勤続」は「きんぞく」と読むのが正しく「きんそく」という読み方は誤りです。
日常会話ではあまり使いませんがビジネス関係でよく使う言葉なので正しい読み方と意味を理解しておきましょう。