「意欲」という言葉は人の気持ちに対して使う表現ですが、具体的にどのような気持ちを表し何が正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「意欲」の正しい読み方と意味について解説します。
「意欲」の正しい読み方は「いよく」と「よいよく」どちら
「意欲」の読み方としては「いよく」と「よいよく」の2つが思い浮かびます。
「いよく」と「よいよく」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「意欲」の正しい読み方は「いよく」です。
「意」は「意見」【いけん】「同意」【どうい】など「い」と読み、「欲」は「欲得」【よくとく】「私欲」【しよく】など「よく」と読みます。
それぞれの読み方を組み合わせた「いよく」が「意欲」の正しい読み方です。
「意」に「よい」という読み方はないので「意欲」を「よいよく」と読むのは誤った読み方です。
「意欲」の意味
「意欲」とは、「何かをやろうと思う気持ち」を意味する言葉です。
物事に対する積極的な気持ちを表す言葉で、何かをやろうと思う前向きな気持ちを指します。
進んで何かに取り込もうとする気持ちを表す言葉ですが気持ちの向かう対象に特に決まりはありません。
勉強しようと思う気持ちも遊びたいと考える気持ちも、主観的に見て積極性が含まれていればすべて「意欲」に当たります。
報酬や利益など動機付けに強く影響されますが、本来は心の底から沸き起こるような自然発生的な気持ちに対して用いる表現です。
「意欲」の言葉の使い方や使われ方
・『政治活動に意欲を見せる』
・『学ぼうとする意欲には頭が下がる』
・『夏バテでまったく意欲がわかない』
まとめ
「意欲」は「いよく」と読むのが正しく「よいよく」は誤りです。
日常的に用いられる表現なので正しい意味と読み方を知っておきましょう。