マラソンやパレードを伝えるニュースでは「沿道」という言葉がよく使われます。
この言葉はどこを指していてどう読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「沿道」の正しい読み方と意味について解説します。
「沿道」の正しい読み方は「えんめい」と「えんみち」どちら
「沿道」という言葉の読み方としては「えんめい」と「えんみち」の2つが考えられます。
「えんめい」と「えんみち」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「沿道」の正しい読み方は「えんめい」と「えんみち」のどちらでもありません。
「沿道」の正しい読み方は「えんどう」です。
「沿」は「沿岸」【えんがん】「沿線」【えんせん】など「えん」と読みます。
「道」は「道草」【みちくさ】「山道」【やまみち】など「みち」と読むほか、「道路」【どうろ】「街道」【かいどう】など「どう」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「えんどう」が「沿道」の正しい読み方で「えんめい」と「えんみち」はどちらも間違った読み方です。
「沿道」の意味
「沿道」とは、「道に沿ったところ」を指す言葉です。
道の横に沿うように続く場所を指す言葉で、道端や道の脇を表しています。
中心となる道路や街道、線路などから見て左右に連なる場所が「沿道」に当たります。
パレードやマラソンが開催されると道の脇に多くの人が集まって見物しますが、見物客が集まっている道に沿った場所が「沿道」です。
「沿道」の言葉の使い方や使われ方
・『沿道には多くの人々が集まっている』
・『沿道にはたくさんの飲食店が立ち並んでいた』
・『沿道から声援が飛ぶ』
まとめ
「沿道」の読み方は「えんめい」と「えんみち」のどちらでもなく「えんどう」です。
ニュースでも広く使われている言葉なので正しい読み方と意味を知っておきましょう。