スポーツは「筋書」のないドラマである、などと言われますが具体的にはどのような意味で読み方は何が正しいのでしょうか。
今回は、「筋書」の正しい読み方と意味について解説します。
「筋書」の正しい読み方は「すじがき」と「きんしょ」どちら
「筋書」の読み方を漢字の読みから推察すると「すじがき」と「きんしょ」が浮かびます。
「すじがき」と「きんしょ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「筋書」の正しい読み方は「すじがき」です。
「筋」には「筋道」【すじみち】「本筋」【ほんすじ】など「すじ」という読み方と、「筋肉」【きんにく】「背筋」【はいきん】など「きん」という読み方があります。
「書」は「品書」【しながき】「横書」【よこがき】など「がき」と読むほか、「書体」【しょたい】「清書」【せいしょ】など「しょ」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「すじがき」と「きんしょ」の2つのうち「筋書」の正しい読み方は「すじがき」です。
「筋書」の意味
「筋書」とは、「あらかじめ用意しておいた展開」を意味する言葉です。
これから起きる未来のことに対し事前に用意しておいた展開や流れを表す言葉ですが、一般的には「物語がどのように進んでいくかをまとめた台本」という「プロット」に近い意味で使われています。
筋に沿って展開していくようにあらかじめ考えて書き記しておいたことから生まれた言葉ですが、現実においては必ずしも「筋書」通りに事が運ぶとは限りません。
「筋書」の言葉の使い方や使われ方
・『筋書通りに事が進んでいる』
・『誰が書いた筋書なのか皆目見当もつかない』
・『なんとも出来の悪い筋書だ』
まとめ
「筋書」の読み方は「すじがき」が正しく「きんしょ」と読むのは誤りです。
いろいろな物事に対して使う表現なので正しい意味と読み方を理解しておきましょう。