この記事では、「貴校」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「貴校」の正しい読み方は「きこう」と「たこう」どちら
「貴校」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「貴」の漢字の音読みは「キ」で、訓読みは「たっと(い)・とうと(い)・たか(い)」です。
また、「校」の漢字の音読みは「コウ」で、訓読みは「かせ・あぜ」です。
ここから二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「きこう」と読めることが分かります。
また、「貴」の漢字には「た」との読みはありませんが、訓読みに「たっと(い)・たか(い)」の読みがあり、何となく読めないこともない様に思えます。
さて、「貴校」の正しい読み方は「きこう」と「たこう」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「貴校」の正しい読み方は「きこう」で、「たこう」と読むのは間違いです。
先に検討した通り、やはり「たこう」と読むのは無理で、間違いです。
ちなみに、「貴」の漢字を使った熟語は、音読みの「き」と読ませるのが普通で、訓読みを使った熟語は辞書で調べても見当たりませんでした。
「貴校」の意味
「貴校」とは「文書などで、学校を敬って表現する言葉」で、「御校」と同義です。
「貴校」の言葉の使い方や使われ方
・『貴校の益々の発展を心から願っています』
・『貴校の先進的なITを活用した小学校教育の視察とご教示をいただければ、幸いです』
・『独創的な人材を輩出している貴校の教育方針と具体内容を、ご教示をいただけばと存じます』
まとめ
「貴校」の正しい読み方は「きこう」で、「たこう」と読むのは間違いです。
また、この「貴校」とは「文書などで、学校を敬って表現する言葉」です。