この記事では、「五穀」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「五穀」の正しい読み方は「ごこく」と「ごがら」どちら
「五穀」の「五」は、音読みで「ゴ」、訓読みで「いつ」、「いつ(つ)」と読みます。
また「穀」は、音読みで「コク」、訓読みはありません。
「五」と「穀」を音読みにすると、「ごこく」と読むことができます。
一方、「穀」は「がら」とは読まないので、「ごがら」と読むことはできません。
正しい読み方の結論
「五穀」の正しい読み方は「ごこく」です。
「穀」は「こく」とは読めますが、「がら」とは読みません。
「がら」と読む漢字には「殻」がありますが、「穀」とは読み方も意味も異なります。
「五穀」は「ごがら」ではなく、「ごこく」と読むようにしましょう。
「五穀」の意味
「五穀」とは、五種類の穀物のことを言います。
「五穀」の「五」は、「いつ」、「いつつ」、「数の名」などを意味しています。
また「穀」は、「こくもつ」、「こくるい」「めでたい」などを表しています。
そのため、「五穀」は漢字の意味から見ると、「五つの穀物」と言う意味合いになります。
「五穀」の言葉の使い方や使われ方
・『「五穀豊穣(ごこくほうじょう)」とは、穀物が豊かに実ること、豊作になることを意味しています』
・『現代の日本での「五穀」は、米、麦、アワ、キビ(またはヒエ)、豆を指しています』
・『五穀は人間の主食となる作物で、その種類は国によって異なります』
まとめ
「五穀」と関連した語としては、「五穀米」、「十穀(じっこく)」、「十穀米」などが挙げられます。
「穀(こく)」と「殻(がら・から)」は見た目が似ている漢字なので、間違えないように気を付けたいものです。
「五穀」は「ごがら」ではなく、「ごこく」と読むことを覚えておくと良いでしょう。