この記事では、「骨頂」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「骨頂」の正しい読み方は「こっちょう」と「ほねちょう」どちら
「骨頂」は「こっちょう」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「骨」の音読みは「こつ」、訓読みは「ほね」、「頂」の音読みは「ちょう・てい」、訓読みは「いただ(く)・いただき」です。
「骨」を「こっ」と読むのは促音化(そくおんか)です。
促音化とは、2つの語が組み合わさって1つの語になる時に、発音しやすくするため、前の語の語尾が「っ」に変化する文法です。
「骨頂」と表記する場合、「ほねちょう」とは読みません。
正しい読み方の結論
「骨頂」の正しい読み方は「こっちょう」です。
「ほねちょう」とは読みません。
「骨頂」の意味
「骨頂」の意味は「好ましくないことに対して、これ以上ない程度である様子」「意地を張ること」「強く言い立てる人」です。
「骨頂」は元々「骨張(こっちょう)」と表記され、「ほねばること」から転じて「意地を張る」という意味で使われていました。
次第に「いちばん高い」という意味の「頂」が使われる様になったのです。
意味も元々良い悪いにかかわらず使われていましたが、現代では「愚の骨頂」など良くない意味で使われることがほとんどです。
「骨頂」の言葉の使い方や使われ方
「骨頂」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『しつこく関係を尋ねるのは野暮の骨頂だ』
・『残業してミスするとは愚の骨頂だ』
・『旅行の日にちを一か月間違えるとは愚の骨頂だ』
まとめ
今回は「骨頂」の読み方について紹介しました。
「骨頂」の正しい読み方は「こっちょう」で、「ほねちょう」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。