薬のコマーシャルなどで耳にする言葉に「動悸」があります。
この言葉は何を意味しどう読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「動悸」の正しい読み方と意味について解説します。
「動悸」の正しい読み方は「どうき」と「ずき」どちら
「動悸」という言葉の読み方としては「どうき」と「ずき」の2つが考えられます。
「どうき」と「ずき」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「動悸」の正しい読み方は「どうき」です。
「動」には「動物」【どうぶつ】「行動」【こうどう】など「どう」と読み、「悸」は「悸慄」【きりつ】「心悸」【しんき】など「き」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「どうき」が「動悸」の正しい読み方です。
「動」を「ず」と読むことはないので「動悸」を「ずき」と読むのは誤りです。
「動悸」の意味
「動悸」とは、「心臓の気になる動き」を意味する言葉です。
どんな人でも生きている限り心臓は常に拍動しているものですが、普段の生活で心臓の動きや音が気になることはまずありません。
常に動いている心臓の音には慣れきっているので何も気にならないものですが、緊張した時などに普段気にならないはずの心臓の鼓動を敏感に感じてしまうことがあります。
普通の状態に比べて気になる心臓の動きを指す言葉が「動悸」です。
一般的にはストレスや体調不良からくる心臓の気になる拍動や脈動のことを指しますが、必ずしも病気とは限らず普段よりも心臓の動きに敏感になっているだけのこともあります。
「動悸」の言葉の使い方や使われ方
・『激しい動悸に襲われる』
・『動悸と息切れが治らない』
・『深く呼吸して動悸を抑える』
まとめ
「動悸」の正しい読み方は「どうき」で「ずき」は間違いです。
大きな病気のサインの可能性があるの長引く場合は早めに医療機関を受診してください。