この記事では、「暖流」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「暖流」の正しい読み方は「だんりゅう」と「だんながれ」どちら
「暖流」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「暖」の漢字の音読みは「ダン 」で、訓読みは「あたた(かい)」です。
また、次の「流」の漢字の音読みは「リュウ・ル」で、訓読みは「なが(れる)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「だんりゅう」と読めることが分かります。
また、音読み+訓読みで繋いで、いわゆる重箱読みすれば、「だんながれ」と読める可能性があることも分かります。
しかし、どちらの読み方が正しいかは、この個別の読みから判断することが出来ません。
さて、「暖流」の正しい読み方は「だんりゅう」と「だんながれ」の、いずれなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「暖流」の正しい読み方は「だんりゅう」で、「だんながれ」と読むのは間違いです。
この熟語では、少し特殊と言える重箱読みではなく、最も一般的な音読みを重ねた読み方の方が正しいと言うことです。
ちなみに、「流」の漢字を訓読みの「なが」や「ながれ」と読ませる熟語は、辞書を調べても見当たりませんでした。
「暖流」の意味
「暖流」とは、「まわりの海水より温度の高い海流のこと」を意味する言葉です。
日本近海では、黒潮や対馬海流があります。
「暖流」の言葉の使い方や使われ方
・『日本の本州の南岸にそって暖流である黒潮が流れている』
・『暖流は周囲よりも高温であるだけでなく、塩分が多く、また濃い藍色を呈する特徴を持っています』
まとめ
「暖流」の正しい読み方は「だんりゅう」で、「だんながれ」と読むのは間違いです。
また、この「暖流」とは「まわりの海水より温度の高い海流のこと」を意味する言葉です。