この記事では、「所謂」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「所謂」の正しい読み方は「いわゆる」と「しょせん」どちら
ここでは「所謂」の読み方を解説します。
「所謂」は「いわゆる」や「しょせん」と読めますが、どちらが正しいのでしょうか。
正しい読み方の結論
「所謂」の読み方は「いわゆる」と読むのが正解です。
「しょせん」という読み方は誤読になりますので、間違えないように注意しましょう。
なお、「しょせん」は「所詮」と書く別な言葉です。
また、「所謂」を「いわゆる」と読むのは、正しい読み方ですが、特殊な読み方だと言えます。
なぜなら、「所」も「謂」も、単独では「いわ」や「ゆる」と読む事が無いのです。
「所謂」の意味
「所謂」とは、「世にいわれている」や「世間一般で言う所の」などの意味で使用されます。
この言葉は中国語に由来しており、ゆえに漢文にルーツがあります。
「所謂」は「謂う所の」という日本語になり、これが変形して「いわゆる」という表現になったとされているのです。
「所謂」の言葉の使い方や使われ方
ここでは「所謂」を使った例文を挙げていきます。
これらは全て「いわゆる」と読みますので、「しょせん」と読んでしまわないように注意しましょう。
・『これが所謂エアコンというものですね』
・『所謂ブームとは、一時的な大衆の熱のことである』
・『所謂とは、世間一般で言われることを意味する言葉です』
まとめ
これらのことから、「所謂」という言葉は、「いわゆる」と読むことが分かります。
「所謂」を「しょせん」と読まないよう注意しましょう。
また、「所謂」とは、「世にいわれている」や「世間一般で言う所の」などを意味する言葉です。