「全盛」にはどのような読み方があり何を意味する言葉なのでしょうか。
今回は、「全盛」の正しい読み方と意味について解説します。
「全盛」の正しい読み方は「ぜんせい」と「ぜんもり」どちら
「全盛」という言葉の読み方として候補になるのが「ぜんせい」と「ぜんもり」の2つです。
「ぜんせい」と「ぜんもり」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「全盛」の正しい読み方は「ぜんせい」と「ぜんもり」の両方です。
「全」は「全部」【ぜんぶ】「完全」【かんぜん】など「ぜん」と読みます。
「盛」は「盛大」【せいだい】「隆盛」【りゅうせい】など「せい」と読むほか、「盛付」【もりつけ】「大盛」【おおもり】など「もり」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「ぜんせい」と「ぜんもり」はどちらも「全盛」の正しい読み方です。
「全盛」の意味
「全盛」を「ぜんせい」と読む時の意味は「勢いや力などが最も盛んな状態にあること」です。
運動能力や国の勢力などがピークの状態にあることを表します。
力や勢いはずっと続くわけではありません。
最初の頃は実力も低く力不足で徐々に力を付け盛り上がりピークを迎えた後は力が落ち引退や滅亡など終わりを迎えます。
地力や国力のように変動するものの頂点にある状態を指す言葉が「全盛」です。
「全盛」を「ぜんもり」と読む場合の意味は「全部盛り付けること」です。
すべてのトッピングを全種類追加して上に盛り付けることを指します。
「全盛」の言葉の使い方や使われ方
・『10年前が彼の全盛期だった』
・『全盛の頃は人で溢れかえっていた』
・『豚骨醤油ラーメンを全盛で注文する』
まとめ
「全盛」は「ぜんせい」と「ぜんもり」のどちらの読み方も使います。
読み方によって意味が変わるので意味と読み方を合わせて覚えておきましょう。