この記事では、「変奏」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「変奏」の正しい読み方は「へんそう」と「かそう」どちら
「変奏」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「変」の漢字の音読みは「ヘン」で、訓読みは「か(わる)・か(える)」です。
また、「奏」の漢字の音読みは「ソウ」で、訓読みは「かな(でる)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「へんそう」と読めることが分かります。
また、訓読み+音読みで繋いで、いわゆる湯桶読みすれば、「かそう」と読める可能性があることも分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいかは、ここから判断することは出来ません。
さて、「変奏」の正しい読み方は「へんそう」と「かそう」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「変奏」の正しい読み方は「へんそう」で「かそう」と読むのは間違いです。
この熟語では、やはり少し特殊と言える湯桶読みではなく、最も一般的な音読みを重ねた読み方が正しいと言うことになります。
ちなみに、「変」の漢字を「か」と読ませる熟語は、辞書を知らべても見当たりませんでした。
「変奏」の意味
「変奏」とは「音楽において、ある主題をいろいろな技法により形を変えて表現すること」を意味する言葉です。
「変奏」の言葉の使い方や使われ方
・『主題といくつかの変奏からなる楽曲のことを変奏曲と呼びます』
・『彼女は単純な曲よりも、いわゆる変奏曲の方が、変化や意外性が感じられ、好きだそうです』
まとめ
「変奏」の正しい読み方は「へんそう」で「かそう」と読むのは間違いです。
また、この「変奏」とは「音楽において、ある主題をいろいろな技法により形を変えて表現すること」を意味する言葉です。