「常勤」とは働き方に関する言葉です。
この言葉はどう読むのが正しくどのような働き方を表しているのでしょうか。
今回は、「常勤」の正しい読み方と意味について解説します。
「常勤」の正しい読み方は「じょうきん」と「つねきん」どちら
「常勤」という言葉の読み方として「じょうきん」と「つねきん」が候補になります。
「じょうきん」と「つねきん」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「常勤」の正しい読み方は「じょうきん」です。
「常」には「常識」【じょうしき】「日常」【にちじょう】など「じょう」という読み方と、「常日頃」【つねひごろ】「世の常」【よのつね】など「つね」という読み方があります。
「勤」は「勤務」【きんむ】「出勤」【しゅっきん】など「きん」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「じょうきん」と「つねきん」のうち「常勤」の正しい読み方は「じょうきん」です。
「常勤」の意味
「常勤」とは、「所定労働時間を満たして勤務する勤務形態」を指す言葉です。
事業所が定める所定労働時間を通して働く労働者のことで労働時間によって区別されます。
所定労働時間が基準なので正社員に限らずパートやアルバイトなどの非正規雇用でも所定労働時間を満たしていれば「常勤」です。
いわゆる「フルタイム勤務」と同じ意味を持つ言葉で1日あたりの労働時間は8時間、1週間の総労働時間は40時間が「常勤」の基準です。
「常勤」の言葉の使い方や使われ方
・『常勤で働いている』
・『子育て中なので常勤で働くのは難しい』
・『職員の中で常勤は1人しかいない』
まとめ
「常勤」は「じょうきん」と読むのが正しく「つねきん」と読むのは誤りです。
雇用形態ではなく就労時間で定義される言葉なので正しい意味と読み方を覚えておきましょう。