この記事では、「至宝」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「至宝」の正しい読み方は「しほう」と「しだから」どちら
「至宝」の「至」は、音読みで「シ」、訓読みで「いた(る)」と読みます。
また「宝」は、音読みで「ホウ」、訓読みで「たから」となります。
「至」と「宝」は音読みで「しほう」と読むことができます。
一方、「至」を音読み、「宝」を訓読みにすると、「しだから」と読めますが、この読み方ではないようです。
正しい読み方の結論
「至宝」の正しい読み方は「しほう」です。
「至宝」は「しだから」ではなく、「しほう」と読むようにしましょう。
「至宝」の意味
「至宝」とは、この上なく、大切で貴重な宝のことを言います。
「至宝」の「至」は、「いたる」、「とどく」、「この上ない」などを意味しています。
また「宝」は、「たから」、「貴重なもの」、「大切なもの」などを表しています。
そのため、「至宝」は漢字の意味から見ると、「この上ない宝」と言う意味合いになります。
「至宝」の言葉の使い方や使われ方
・『彼は国家の至宝と呼ぶのにふさわしい人物です』
・『この至宝は当博物館で大切に保存しております』
・『これは世界の至宝と呼ばれています』
まとめ
「至宝」のように、「至」から始まる二字熟語は他にもあります。
例えば、「至高(しこう)」、「至福(しふく)」、「至誠(しせい)」、「至上(しじょう)」、あるいは「至極(しごく)」などがあります。
いずれも、「至」は「この上ない」、「これ以上ない」と言う意味が含まれています。
「至宝」と関連した語としては、「秘宝(ひほう)」、「宝物(たからもの)」、「お宝」などが挙げられます。
「至宝」は「しだから」ではなく、「しほう」と読むことを覚えておくと良いでしょう。