「原野」の読み方と意味とは?「げんや」と「はらの」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「原野」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「原野」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「原野」の正しい読み方は「げんや」と「はらの」どちら

最初に「原野」の熟語を構成する漢字の読みについて説明します。

「原」の音読みは「ゲン」で訓読みは「はら・もと」です。

また「野」の方の音読みは「ヤ」で訓読みは「の」です。

従って、音読みを重ねれば「げんや」となり、訓読みを重ねると「はらの」の読みとなります。

ちなみに、「野」の漢字が使われている熟語は「野生」「野蛮」「野望」「粗野」「在野」「視野」など、「や」と読ませるものが多く、「の」と読ませる熟語としては、「野原」「裾野」など、比較的少ないと言えます。

ちなみに、人の苗字等で「埜」という漢字を見かけることがありますが、これは「野」の異体字で、一般的には苗字等の表記に使われるだけとは、の漢字です。

正しい読み方の結論

結論としては、辞書には「げんや」「はらの」の両方が記載されているので、いずれも正しいと言えます。

しかし、実際には「げんや」と読まれる場合が圧倒的に多く、「はらの」と読まれるのは、ごく稀と言えます。

「原野」の意味

「原野」とは、「雑草や雑木の生えている荒れ地や草原、また、人の手の入っていない未開拓の野原」を意味する言葉です。

「原野」の言葉の使い方や使われ方

・『かつて北海道の荒れ地を、偽って高値で売りつける原野商法が横行したことがあります』
・『ブラジル移民の一世は、苦労して原野を開墾し、今日の日系人社会の基礎を築いた』

まとめ

辞書には「げんや」「はらの」の両方が記載されているので、いずれも正しいと言えます。

しかし、実際には「げんや」と読まれることが圧倒的に多いと言えます。

また「原野」の意味は、「雑草や雑木の生えている荒れ地や草原、また、人の手の入っていない未開拓の野原」です。

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