この記事では、「前奏」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「前奏」の正しい読み方は「ぜんそう」と「まえかなで」どちら
「前奏」の「前」は、音読みで「ゼン」、「セン」、訓読みで「まえ」、「さき」と読みます。
また「奏」は、音読みで「ソウ」、訓読みで「かな(でる)」、「すす(める)」となります。
「前」と「奏」を音読みにすると、「ぜんそう」と読むことができます。
一方、「前」と「奏」を訓読みにすると、「まえかなで」とも読めそうですが、この読み方ではないようです。
正しい読み方の結論
「前奏」の正しい読み方は「ぜんそう」です。
「奏」は「かなで」とも読めますが、「前奏」の場合は「そう」と読みます。
「前奏」は「まえかなで」ではなく、「ぜんそう」と読むようにしましょう。
「前奏」の意味
「前奏」とは、主要部への導入部分として、楽曲の初めに演奏されることを言います。
「前奏」の「前」は、「まえ」、「さき」、「みちびき」などを意味しています。
また「奏」は、「すすめる」、「かなでる」、「演奏する」などを表しています。
そのため、「前奏」は漢字の意味から見ると、「演奏の前」、「導きの演奏」などと言う意味合いになります。
「前奏」の言葉の使い方や使われ方
・『この楽曲は前奏なしで、いきなり主要部分の曲から始まります』
・『ピアノの前奏から始まる美しい曲を聴くことができました』
・『この楽曲では前奏にも注目してみたいと思っています』
まとめ
「前奏」と関連した語としては、「イントロ」、「前奏曲(ぜんそうきょく)」、「序奏(じょそう)」、「導入(どうにゅう)」、あるいは「前おき」などが挙げられます。
「前奏」は「まえかなで」ではなく、「ぜんそう」と読むことを覚えておくと良いでしょう。